国産レモンを見つけたので遅ればせながら塩レモンデビュー!
そもそも、塩レモンってどんなものなのか漠然としかわかってなかったのでまずは調べてみました!
塩レモンはその名の通り、レモンを塩で漬け込んで発酵させた調味料でモロッコが発祥の地だとされています。
モロッコと言えば、数年前にタジン鍋が一大ブームになり、最近はモロッコ食器も人気ですよね。
そんなモロッコで古くから万能調味料として重宝されているのが塩レモンなんだそうです。
モロッコはイスラム教を信仰している人が多く、お酒が使えないのでこの塩レモンで肉や魚の臭いを消していたそうです。
昔は各家庭で作られていた塩レモンですが、現在では市場などでも多く出回っていて市販のものを使う人も多いんだとか。モロッコでの塩レモンというのは、日本でいうしょうゆや味噌のようにポピュラーな調味料のようです。
そんなモロッコの万能調味料、塩レモンはどうして今日本でここまでのブームになっているのにはいくつかの理由があります。
まず、作り方が簡単であること。レモンを塩で漬けるだけという簡単さがやはり魅力です。
漬け込んでから1~2週間で使えるようになりますが、1ヶ月ほど漬け込んだ方が酸味と塩分がまろやかになって美味しいので出来上がりを今か今かと待つのも楽しそうです。
塩レモンの材料と作り方

材料
・国産レモン(中サイズ)…1個(100g)
・塩…20グラム
・砂糖…5グラム
作り方

【1】レモンをよく洗い、皮ごとお好みの形にカットして下さい(皮も使うので国産の無農薬、ノンワックスのレモンを使ってください)。

【2】蓋つきの保存容器にレモンを詰めて。その上に塩と砂糖をまぶし蓋をして常温で保管します。
毎日1~2回、保存容器を上下に振って塩と砂糖をなじませます。
塩が完全にとけたら保存容器は時々まぜるだけでOKです。

【完成!】2週間程度で使えるようになりますが、長く漬けるほど酸味と塩分、苦みがまろやかになります。
塩レモンは発酵調味料なので、熟成してくると白濁してトロっとしてきます。腐ってしまったと思うかもしれませんが、傷んだわけではないので心配はありません。レモンがメインの調味料なので美容面、健康面からみても嬉しい効果がある点も人気のポイントでしょう。
レモンといえば、ビタミンCの含有量が多い食材
さらに、ビタミンCといえば、美肌効果が高く美容アイテムにもビタミンC含有商品が多いですよね。
また、は風邪予防にも有効なので寒くなる季節に一層ありがたい食材です。
そして、塩レモンがここまでブームになった1番の理由はその万能性!
和洋中、どんな料理とも相性が良くて油っぽいメニューに塩レモンを使うと酸味があるおかげでさっぱり食べれるのも魅力的です。
さっぱり食べれるだけでなく、レモンに含まれるクエン酸には糖質の代謝を高めてくれる効果があるので、脂っぽいメニューと一緒に食べると脂肪の分解を助けてくれるそうなんです。