ひとりライフ

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1人暮らし恐怖体験!キッチンの床に浮かぶ紙皿─。超常現象のそのワケは!?

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─まずは想像してみてください。

住み慣れた場所を離れ、新しい部屋で一人暮らしを始めたあなたの最初の夜を。
自分の部屋という実感がまだ乏しい中でふと、天井の隅の陰が、他の場所よりも一際暗くなっているように見えたりはしませんか?
まるでそこに自分の知らない何かが潜んでいるような気持ちに、ざわりと肌が粟立つような感覚に、急に襲われてしまったことは?

そして、そんな不意に訪れた恐怖の中で、あなたは気づくことでしょう。
あなたが住み始めたその部屋の中で、以前何が起きたのか、あなたは全く知らないことに。

以前住んでいた1DKのマンションで起きた事件

当時の私が住んでいたのは、築20年ほどになる4階建て鉄筋コンクリートのマンションでした。
築年数こそ経っていましたが、大家にあたる会社が壁の塗り替えや共用部の修理など頻繁に手を入れており、さほど古く見えないこともあって学生から50代の単身赴任らしきサラリーマンまで、幅広い年齢の人々が多く住んでいました。
そんな場所で忘れられないあの出来事が起きたのは、秋も深まり、朝晩はかなり冷え込むようになった季節でした。

部屋の時計の針は、午前0時を回っていた頃です。会社から帰宅して簡単な夕飯を済ませた私は、入浴も終え、後は寝るだけという状態でした。
そして部屋の電気を消し、暗闇の中でうつらうつらとしていた時、不意に喉の渇きを覚えたのです。
程よい眠気を感じていただけに、キッチンまで水を飲みに立つことに、微かなためらいもありました。
しかし、このまま喉が渇いた状態で眠り、夜中にまた乾きで目が覚めるのも、なんとなく癪な話です。
私はベッドから出て、キッチンへと足を向けました。
3畳ばかりの広さがあるキッチンは、引き戸を挟んだすぐ隣にありました。

この時の私はまだ、もうすぐ自分を襲う異変の予感に、全く気づいてはいなかったのです。

建て付けの悪い引き戸を開け、私は一歩、キッチンへと足を踏み入れました。

その瞬間。

─ぴちゃり。

裸足の指先が感じたのは、そこにあるはずのない感触でした。

─冷たい水。

気づかないうちに飲み物でもこぼしていたのかと、一瞬疑いました。しかし、水は私の指先から土ふまず、踵という具合に、足全体へと濡らす面積を広げていきます。軽く「こぼれた」といえる程度の量ではありません。

私は慌てて、玄関先にあるキッチンの灯りのスイッチへ向かいました。
その時、床に近い暗闇にぼんやりと、青白く浮かび上がっている何かが見えたような気もしました。

そして、緊張に冷たくなった指先で必死にスイッチを押した私の視界に飛び込んできたものは、
水浸しのキッチンの床と、そこにぷかぷかと浮かぶ白い一枚の紙皿だったのです。
理解不能の状況にしばらく固まっていた私でしたが、やがてその原因らしきことに思い至りました。

当時私が住んでいた1DKは、バス・トイレが別になっていて、バスルームはちょうどキッチンのシンクと向かい合うような形で配置されていました。バスタブも、一人用にしてはなかなかの大きさだったと思います。

ちょうどその日の前日、私はバスタブにお湯を張って浸かったのですが、その水を抜いたのは翌日…まさにこの日の晩でした。水はバスルームのドアの隙間から漏れ出ているようでした。

不精な性格が災いして風呂場の掃除をあまりせず、排水溝の流れが悪くなることは、当時の私にとって珍しいことではありませんでした。
流れが悪くなってから、排水溝に溜まった髪やゴミを取り除く。一時的に流れが良くなる。
また溜まり、掃除をする…この繰り返しの中で、掃除後の流れも、少しずつ悪くなっていったのです。
そろそろ配水管自体の掃除をする洗剤を使わなければ、と思っていた矢先の出来事でした。

キッチンの床で浮いていた紙皿は、何かの拍子にキッチン棚のどこかから落ちたのでしょう。持ち上げれば、びっしょりと濡れてよれよれになっていました。まさにこの時の私の気持ちそのままです。

部屋中のタオルや新聞紙などをかき集めてキッチンの床に広げ、なんとか水を吹き切ることもできました。床材に水が染み込んだり、階下に水漏れを起こした様子が無かったのは、何よりの幸いだったと思います。

翌朝には、バスルームの水はなんとか全て、排水溝へ流れ切っていました。

バスルームの排水溝は、家の水まわりの中でも、髪や垢などで比較的詰まりやすい。

特に私がひどい詰まらせ方をした秋の終わりは、気温が下がり、体を洗った後の水に含まれる皮脂や石鹸の油が固まりやすくなる季節でした。
排水溝をまめに掃除していたとしても、その先の排水管も詰まりやすくなっています。
特に女性は男性に比べて長い髪の方も多いので、注意が余計に必要です。

私の場合は、幸いにも水が溢れた以外の被害はありませんでしたが、階下への水漏れが起きる可能性も否定できません。
階下への水漏れが起きた場合、賠償額は下の部屋の住人の家財なども含めると、100万円は下らないかと思います。
排水の詰まりには、皆さんくれぐれもお気をつけください。

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