お風呂は日本人の心と言われるくらい、親しみのある物ですよね。
一人暮らしをする際に、ユニットバスかバストイレ別かというのは多くの人が悩む大きな問題のひとつです。
メリットやデメリット、自分がどう感じるかは、実際に住んでみないとなかなかわからないものですが、ユニットバスはもう二度とごめん!という人から、ユニットバスの方が楽で良かった!という人まで本当に感じかたは人それぞれです。
ただ、ユニットバスのメリットとデメリットを挙げていくと一般的にはデメリットの方が多いようです。
ユニットバスだと窓がないところが多く、どうしても湿気がこもりがちなってしまうのでトイレットペーパーがしなしなになったり便座カバーやマットなどもしっとりしてしまうのが嫌だったという意見が多いようです。
また、シャワーカーテンに水滴がつきっぱなしだと、カビが生えてしまいます。
一人暮らしだと普段から困るわけではないですが友達などが遊びに来たり泊まりに来た際には、誰かがお風呂に入っている時にトイレが使えないので不便だと感じることがあります。

ユニットバスを使い慣れていない人にとって、シャワーカーテンを上手く使えなくて始めのうちはお湯が飛び散ってしまったりもしますがこれは毎日使っていくうちに慣れてしまうので大丈夫です。
お風呂から上がる時にしっかりと体を拭いておかないとトイレのマットが濡れてしまってカビっぽくなってしまうので注意が必要です。
そんなことがあるわけがないと笑う人もいますが、ユニットバスは洗面がトイレとバスの間にある事が多くて、うっかりしているとトイレの中に歯ブラシや洗顔料などを落としてしまうこともあるので、便座の蓋は閉めておく習慣をつけましょう。
また、お風呂に入る際に、脱衣所がないためバスタオルや着替えの服を置いておく場所がなく、仕方なく便座の蓋のところに置くしかなかったが、それが不衛生で嫌だという意見も多くありました。
ユニットバスはとにかくしっかり換気してあげる事が大切なのでお風呂を使い終わったら、シャワーカーテンの水滴を拭き取って湿気の原因を取り除いてあげましょう。

お風呂が好きで、ゆっくりと湯船に浸かってリラックスしたい人にとってはユニットバスは狭いしゆっくりできないし、ストレスの原因になってしまうのであまりオススメできません。
普段から浴槽にゆっくり浸かる習慣がなく、シャワーだけで済ませてしまう人にとってはユニットバスでもなんら困ることはないですよ。
ユニットバスの最大のメリットは、トイレバス別に比べて格段に家賃が安いことです。
家賃のことも確かに大切ですが、お風呂は毎日使うものなのでしっかりと周りの人の意見なども参考にして、よく検討してから選んでくださいね。