ひとり暮らしをする中で、体調を崩してしまうことは多々あります。どれだけ体調管理に気を付けていても、いつも元気いっぱいというわけにはいきませんよね。そんな中で一番身近なのが発熱です。
熱が出れば当然体力を消耗しますし、高熱であれば立ち上がることさえも困難になってしまいます。そうなったとき、ひとり暮らしではすぐに助けてくれる人がいません。
「自分の身は自分で守る。」これが、ひとり暮らしをするうえで忘れてはいけないことなのです。
発熱時はとにかく汗をかく
発熱時の対応には諸説あります。外国ではとにかく体を冷やせ、とも言われていますよね。
一方、日本では体を温めて発汗を促すことを推奨しています。そもそも発熱は体内の免疫機能が活動している証拠。これにより効率よく働いてもらうため、体を温めて汗をたくさんかいたほうがよいのです。
キーアイテムは布団とタオルです。タオルを首や体に巻き、服は大目に着たうえで数枚重ねた掛け布団を羽織りましょう。これだけでかなり体が温まり、発汗が促されます。
注意点は、汗をかいたら冷える前に着替えること。せっかく体を温めても、汗で冷えてしまっては元も子もありませんよね。
要所はしっかり冷やし、水分を補給する
頭が熱を持ちすぎると、意識がもうろうとして非常に危険です。これを抑えるため、体全体は布団やタオルで温めつつ、頭部は氷枕や冷却シートでしっかり冷やしておきましょう。
特に高熱時は頭痛を伴い、判断力は大幅に低下してしまいます。
注意点としては、冷却シートだとアレルギーが発生してしまうことがあること。体質によっては発疹なども起こり得るため、合わないと思ったら冷やしタオルなどに切り替えておきましょう。
スポーツドリンクなどで水分補給も怠らないことも大切ですね。
・すぐに病院へ行くこと
男性で特に若年の場合、多少の体調不良だと「問題ない」と自分で勝手に判断してしまうことが多いです。実はこれが病気を長引かせる最大の理由です。
少しでも体調不良を感じたのであれば、まずは専門の医師に診断して適切な処置をしてもらいましょう。自然治癒だと1週間かかるようなものでも、きちんと処方された薬を服用すれば数日で完治することも多いのです。
もちろん、発熱などには事前準備も重要です。体調不良時にも慌てなくてもいいように、ひとり暮らしの中では常に準備と対策を怠らないようにしておきましょう。